石油燃料が燃焼する時に、二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物などが発生します。これらが環境に及ぼす影響を考えると、代替エネルギー車の開発はきわめて重要な課題です。三菱自動車では、さまざまな可能性をもつ代替エネルギー車を取り上げ、その実用化・一般化に向けて、研究をすすめています。また排出ガスがクリーンなセラミックガスタービン・エンジンにも着目し、世界トップレベルの成果を得ています。
●電気自動車の実用化 電気自動車用リチウムイオン電池 ●ハイブリッド電気自動車の開発 ●MBECS(制動エネルギー回生システム) 「ニューエアロスター」MBECS-III搭載 ●LPG自動車の実用化 ●天然ガス自動車の実用化 ●メタノール自動車開発 ●セラミックガスタービン・エンジン開発
燃費を良くすることは、資源保護や経済面で役立つばかりでなく、地球温暖化の要因となる二酸化炭素(CO2)の低減にもつながります。三菱自動車では、CO2や燃料消費を大幅に低減させるガソリン筒内直接噴射エンジンGDIを、世界で初めて実用化。すでに多くの三菱車に搭載しています。またトラックやバス用として、排出ガス対策と低燃費化を同時に実現する直噴ディーゼルエンジンを開発。さらに自動車各部のあらゆる面に、低燃費化の可能性を追求しています。
●GDIエンジン「グローバル環境エンジン」の実現 「グローバル環境エンジン」 の実現について ●GDIエンジン GDI技術論文 環境庁長官表彰 ●直噴ディーゼルエンジン ●車体軽量化による低燃費化 アルミ・スペースフレーム車体構造 ●空気抵抗低減による低燃費化 ●効率のよいトランスミッション による低燃費化